腰痛治療を脊柱と内臓の矯正から考える
こんにちは
松本です!
寒くなってきて、ギックリ腰も増えてきています。
飲み会の席も増えてきていますしね。
さて、内臓治療と言う点でみていきます。
何でもかんでも内臓の責任はできないものです。
内臓を揉むとか押すというのは、悪いことではありません。
そして、その流れを作っていくのはいいことだと思います。
私達治療家は、内臓の手術とかできませんので。。。
大門未知子ドクターX並みに素晴らしい手術ができると良いと(笑)
内臓でも背骨でも関係なーい!とかね。。。
「私、失敗しないので!」と。。。
私も心の中で言っていますが(笑)
でも、ドキドキしながら新鮮な気持ちで施術をしています。
「私、失敗しないので!」くらいの気持ちを持てるように学びを深めたいと思っています(*´ω`)
内臓の問題の前に見よう
内臓は、膜の連結であり、
膜には、体液が豊富に存在します。
発生学的な連結を考えても、口からの消化管から肛門まではつながります。
しかも、肛門と小腸が同じ環境から出来上がっています。
(発生学アトラスより)
ちょっと、今日は、解剖学的視点で見ていきます。
内臓は、自律神経の支配によってはたらきます。
脳からの迷走神経、脊柱からの交感神経の支配によって働きます。
(ネッター解剖学アトラス第5版より)
この時にどちらかの問題を必ず見る必要があります。
脊柱からの問題か?
内臓からの問題か?
それを見ないと改善に導くのに難しくなります。
これは、癒楽心体療法整体では「優位治療検査」という方法でおこないます。
内臓の硬さが、問題の脊柱を押して緩むかどうか?
脊柱の硬さが、内臓を押して緩むかどうか?
脊柱を押してバランスが取れるなら脊柱の調整です。
膜をやるなら膜の調整が必要です。
このトレーニングが絶対に整体師、柔道整復師にとって大事です。
できる人が少ないから絶対に差別化になります。
薬の前に骨格などチェック
内臓の問題があって、数値を下げるために薬を飲むのも大事
ただ、まず、「身体が薬箱」である。
体の中に治る要素が含まれているのです。
ホルモン、神経などの免疫力なども
骨格が動きがわるくなる事で神経伝達を阻害します。
その中には、膜という体を保護したり、血管を通したりする
身体を柔軟に保つためのものが存在する。
関節や膜が柔軟であると体の神経伝達もよくなる。
plus食事なども
骨格をまず調整することで「動いていない組織に動けよ~(^^♪」と伝達が行く
そうする事で血管、神経、筋肉などが動き始める。
矯正したり、自律神経の膜の調整する
とさっきまで状態が悪かったものが日に日に回復してくることがある。
これは、検査をしないといけない。整形外科検査法で行う。
触診、モーションパルペーションなどを使ったりすることで関節の動かないところを特定する。
それで矯正をすることです。
そして、頭蓋の脳神経に関わる、硬膜なども動きが悪いか同かもチェックする必要があります。
闇雲にバキバキしてもだめです。
自律神経の調整と言うがどこをみるのか?
これは、先ほどからみてる背骨と頭蓋です。
脊柱交感神経
頭蓋・仙骨の副交感神経
だからこそこれは、セットで調整しないといけない。
その時に、表面状?中の背骨がわの問題か?なのですね。
すべてマッサージや鍼灸とも言えませんし、整体とも言えません。
まずは、人間は、皮膚、膜、筋肉、関節、靭帯、神経などの
何を調整すればよいかがわかれば全て解決なのです。
どうしても治療家は、症状を追いたくなるのですが
それでは、なかなか改善できません。
症状は、結果ですから。
だからこそ、根本の根本は必ずあります。
根本なんかないと言っている人は、きっとわかっていないのではないかと思います。
それが出来ないから、整体や手技は対処療法だという人もいますが
それは、手技を研究し過去の改善の状態、組織などの性質をみると
根本はあると考えます。
だから、整体をただのその場の現象のみにとらえてしまうならもったいないし
整体は、非科学的だって言われるのです。
もう、それは、解剖などの知識からいくと科学的に施術ができるのだと思います。
そして、自然にからだを回帰できるようになっていきます。
自然を感じ取れるはずです。
もう一度、内臓治療を見直してみて、
何でもかんでも内臓の責任にする前に
全体をみてみましょう。
癒楽心体療法では、全体性を重視して施術をしていきます。
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