BLOG - 癒楽心体療法の考え方

「全ての物は変動しそこに美がある。」

常に同じことの繰り返しっていうのは、成長をしません。
ただ、最初のうちは何度も数稽古が必要です。
そこで成長はするのですが、
ある一定の所をこえたら次へ変わらないといけないケースがあります。
常に我々は、変化をし成長をすることが美しさに繋がるのではないでしょうか?
患者さんに感動を与えるのも日々
効果のある技術を訓練するかですよね。
高校野球で球児たちに私達が感動するのは一生懸命にやり
努力して頑張ってやっているからですよね
その場その場の見えない何かに心が動くことがありますよね。
今日のテーマの
「全ての物は変動しそこの美がある。」
万物流転しているわけですが
「ゆく河の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えてかつ結びて、久しくとどまりたるためしない」と方丈記で鴨長明がいっています。
常にかわりゆくのですね。
自然の中で風が吹くのに強弱がありますよね。
部屋にいて、外からの風でカーテンが揺れる中でも強弱があります。
逆にエアコンの様に快適に行くためにコントロールするという
快適さの中をつくり、一定に保とうする人間の生活もあります。
でも、人間は、風のゆらぎであったり、夕焼けの中に吹く風を気持ちよく感じたりして
そちらに感動や心が揺れたりするのではないでしょうか?
実は、治るという事は、施術者自身もコントロールできない領域でもあったりする。
バランスをとらせるために施術をしています。
神経バランスを変化させたり、膜の変化、筋肉の変化を調整していくわけですね。
しかし、術者がコントロールできない部分もあり
それをコントロールするとこじれる事があります。
念を入れる事によって逆に悪くしてしまうケースもあります。
「悪いことが起こりそうだ!」
「施術がうまくいかない」などと思うと本当にうまくいかないことがある。
その為、まずは、うまくいく。
自分を信じておくことです。
自然に体が治る方向にサポートしてやるだけです。
身体は、常に治るほうにバランスをとろうとしていますし
治療中も変化し続けています。
その変化を施術者はうけとらないといけません。
そして患者さんが治る方向へ誘導でなく
導いてもらうのです。
それでテクニックを出していきます。
特に癒楽心体療法の中では、受け取る触診をするために
瞑想をお勧めしています。
欧米の瞑想では、静けさ、動じない状態をスティルネスと言います。
禅の座禅でも同じような事がいわれます。
その時に頭で考えるのでなく、自然に受け取れる状態を作っておくことです。
もし、あなたが、過去に効果の無かったテクニックは、一度、見直してみると良いかもしれません。
俯瞰してみて、施術することで効果の出方が倍増することがあります。
ぜひ、一度、自分の気持ちをニュートラルに施術をしてみてくださいね。
そしてその変化を感じ取っていってみてください。
私も変化しつづけていきます!
本日も読んでもらいありがとうございました。

松本 恒平

この記事の著者

松本 恒平 (まつもと こうへい)

癒楽心体療法代表 / 整体院ボディーケア松本院長

元吉本興業の芸人という異色の経歴。吉本在籍中に坐骨神経痛になり治ったことがきっかけで整体業界にはいる。「漫才師も整体師も人を喜ばすことに変わりは無い」と想いで全国から来院する患者を日々施術する。 日本統合手技協会代表。癒楽心体療法(ゆらくしんたいりょうほう)関節アングル整体創始者。 柔道整復師・整体師・カイロプラクティックBcsc・オステオパシー(WHO国際基準準拠プログラム履修) 関西医療大学準研究員(筋酸素動態・骨関節・頭蓋の研究)。発生学・分子生物学を通じて水、塩の大切さを手技療法、体の健康の為に扱う方法を伝え患者の痛み・苦痛を取り、笑顔を作っていくエキスパート。

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