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【大腰筋治療の意味ある?】慢性腰痛の治し方②

こんにちは

癒楽心体療法

代表の松本恒平です。

 

慢性腰痛は、良くなります。ただ、治療でどこをみているかで全然変わってくる。

関節、筋、筋膜、神経、骨、体液などそもそも違うのですから。もちろん発生学的なつながりで同じところはある。

しかし、それぞれの状況がいま、どうなっていて、体の歴史を知る必要がある。

 

慢性腰痛の場合、

「大腰筋が大事だ」と言われますが。

 

それを真っ先に考えるのはどうかと思います。

まずは全体と部分のどちらに問題があるかを見ないといけません。

 

【大腰筋を狙う前にやる事があるんじゃい?】

腰痛=大腰筋な、、、わけがない。

実際には、起立筋、腰方形筋、多裂筋、広背筋、ハムスト、腓腹筋、殿筋、、、

 

大腰筋は大腿四頭筋の屈曲以上に曲がる際に使う筋肉。

90度以上曲げる際に使うのです。

 

背面?側面?

整形外科検査もあるし、神経学検査もあるし、、、

 

 

【筋力低下があるが、筋肉の問題では無いかもしれない】

筋力低下もあるが、

 

・関節のユガミから起こる筋力低下があるばあい。関節の固着・サブラクセーション

・膜・液体の動きの悪さによって筋力制限が出ているケース

・膜の可動性制限・使い過ぎで筋力が正常に動いていないケース

 

長年の筋肉の収縮状態があれば、いくら緩めても緩み切らない

もしくは、関節のユガミがおこり、神経伝達に問題が起きて、筋力の低下もありうる

 

この時に筋肉ばかりで、大腰筋をリリースをしても、

弱いままの筋力では意味が無い。

たまに、治療をして立てなくなるなどは、緩めてはいけなかったのです。

しかも、良くならないのは「筋肉」の問題では無かったのかもしれない。

 

関節や神経系の動きを正常にするための事をしないといけない。

 

2次的な問題で起きていることが結構あるのです。

 

【そんな時に優位治療検査🄬】

関節か?膜か?どちらから起きたのかを先に見つけるための検査です。

 

 

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優位治療検査🄬の説明はこちらから

↓↓
優位治療検査①
https://youtu.be/WSE7CPtFiXk

優位治療検査②
腰痛解説動画
↓↓
https://youtu.be/nJnlkTK3a_M

 

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その際に、一時的に膜の治療をしても根本的な原因が違うなら「戻り」も早いでしょう。

 

関節の動きが悪いときに、膜だけを維持っても改善に時間がかかる事があります。

関節がそのまま固着してしまい、動きを失ってしまう事が多くあります。

 

それでも、表層だけをやっても改善できないので。

そうすると一発芸てきに、○○を触ると、○○を刺激をすると痛みが取れる的な安易なものになって改善に結びつかない。

 

結局、改善に結びつく為には、動きの無い所を触診、検査、治療で見極めないといけない。

 

 

【治療のポイントの注意点】

頭痛のツボは、胸鎖乳突筋のところを緩めていこうってしている限りは治りません。

五十肩で三角筋・棘上筋のみを施術するといっても改善には結びつきにくいです。

確かにそれはそれで考え方としては大事ですが、正解では無いのです。

自律神経のポイントは、頸椎の1番・2番の所をしげきしろと言っても

これらは、全員に当てはまらないのです。

 

自律神経であれば全身ですからね。

 

「自律神経のポイントを教えてくれ」と言われますが、交感神経・副交感神経しかなくて、全身にあるわけですからね。。。そこで、見れるのが可動性制限、トリガーポイント、スプリング検査などの可動性減少のポイント、リリースできるところが水の様にスムーズになる所です。

 

結果的には、水に戻すように施術する事が大事で

ポイント治療している限り終わりません。

 

腰痛であれば、腰椎1~5までの背骨は、交感神経系

仙骨は副交感神経

腸骨は交感神経

硬膜であれば頭から繋がり、背骨の中でスタックしている可能性はあります。

大腰筋は、T12~L2の範囲。で、あれば、大腰筋の前には脊柱の可動性があるかどうかもチェックです。デルマトームを見ないといけません。

 

 

ただ、痛みを感じているのは、脳など、中脳などのところでの問題が起きていれば、ずっと痛みを感じ続けるわけです。ですので、ポイントでの小手先の治療ばかりしていると終わらないのです。

素人でもできちゃう。

それは、早くていいですが、

あなたがプロなら全体をみて本当の問題を探すのが大事ではないでしょうか?

松本 恒平

この記事の著者

松本 恒平 (まつもと こうへい)

癒楽心体療法代表 / 整体院ボディーケア松本院長

元吉本興業の芸人という異色の経歴。吉本在籍中に坐骨神経痛になり治ったことがきっかけで整体業界にはいる。「漫才師も整体師も人を喜ばすことに変わりは無い」と想いで全国から来院する患者を日々施術する。 日本統合手技協会代表。癒楽心体療法(ゆらくしんたいりょうほう)関節アングル整体創始者。 柔道整復師・整体師・カイロプラクティックBcsc・オステオパシー(WHO国際基準準拠プログラム履修) 関西医療大学準研究員(筋酸素動態・骨関節・頭蓋の研究)。発生学・分子生物学を通じて水、塩の大切さを手技療法、体の健康の為に扱う方法を伝え患者の痛み・苦痛を取り、笑顔を作っていくエキスパート。

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