婦人科疾患の調整と自律神経 膜の圧電効果

こんにちは

 

癒楽心体療法

代表松本恒平です。

 

婦人科疾患の改善についてお話します。

 

薬の副作用などはいったんおいて、

 

肉体的に問題が起きるというときは、ほとんどが自律神経の影響を受けます。

 

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婦人科疾患の際にどこをみるといいのか?

女性の骨盤、仙骨、腰椎は、必ず見る必要があります。

 

その際に

①膜の制限・可動性減少

②関節のサブラクセーション

③外傷

 

こういったところが参考になります。

 

①膜の制限・可動性減少

①膜の制限は、子宮広間膜、仙骨前筋膜、仙結節靭帯、横隔膜、子宮と膀胱の間の膜、へそ、視床下部、下垂体、心膜

このあたりの問題は、婦人科疾患にかかわってきます。

全てに問題があるわけではなく、制限を見つけてやることが大事です。

 

膜は、筋肉の塊のように言われますが、実際には、水に近い組織です。

脱水をすると膜は動きがなくなります。

 

分子生物学的にもその再現が出ることで動きが確実に悪くなります。

それが、第4の水の層の中でのEZウォーターの話とリンクします。

 

(第4の水の層:マイケルポラック先生の本より)

 

この排徐水域EZウォーター(排除層)の領域に、水がなくなると、固体の骨の方に寄っていき脱水し

体の中では乾燥の動きとつながり、五十肩などの関節症状が出始めます。

 

水の分子レベルは、排除層は、構造的に動いています。、

固体と排除層があり、排除層は左側の固体(骨)をささえています。

 

排除層がちいさくなったり(コラーゲンの固体は、より力がかかるようになり。マイナスの水が、灰色の固体に寄り掛かる)

排除層が小さくなると、固まり、動かなくなり、制限が強くなっていきます。

 

 

これが、逆に、プラス側に行くことができ、膜の中に、水がふえれば、膨張し

骨側から膜が離れる方向に行くの、あかちゃんのようにプニプニなります。

 

だから、癒楽心体療法の施術は、これらに適切にスペースを与え、水を流すようにし、

圧電効果的に神経伝達をよくして、膜の滑りを良くして、老廃物を流し、正常な位置に戻していきます。

戻すというよりも、勝手に戻っていくところにもどしてやるというか、追随していきます。

 

 

これを筋肉だけから、みると違うのですが。もっと細かいレベルから見ていくことで

手技療法の可能性が大きくでます。それが、癒楽心体療法の技術が整体の枠を超えたところにあると考えているところです。

 

 

これは、私たちの膜の制限を取るときに、プラスマイナスのイオンの変化ともかかわっています。

これが、膜の圧電効果にかかわってきます。

 

膜の圧電効果をくわえることで、確実変化を起こしていけます。

これらがバランスや張力、軸にすべて関係してきます。

 

 

 

②関節のサブラクセーション

②関節のサブラクセーションが原因で、神経伝達が悪くなったり、血流に問題が出たりします。機能低下を起こしてしまいます。

A:関節のサブラクセーションは、L1/2 仙骨、T8/9、C6~T4,C1/2のゆがみのチェックが大事です。

これらの中でも、甲状腺機能なのか?副腎からの問題か?

まずは、チェックが大事になります。

 

 

甲状腺機能の問題があれば、そこからホルモンバランスも問題がでます。

副腎の問題があっても両方施術をすべきなのか?片方のみを先にやるのか?

それはどちらの方が機能障害として優位的に問題があるのか?をみて、調整をしていく必要があります。

 

 

B:もし仙骨の前方の変位などあれば、その反対側の機能障害も考えられます。

仙骨は、屈曲、伸展、回旋、側屈、対側、片側の問題がありそれらの変位と膜の問題両方を見ていく必要があります。

子宮や卵巣のや圧迫、捻転につながることもあります。

 

下肢からの影響によって、ゆがみをきつく作ってしまうこともあります。

仙骨が歪めば、後頭骨の問題も出しますし、硬膜のねじれを結果的に作ってしまいます。

 

ですので、仙骨のゆがみは見れるようになっておくと非常に便利だと思います。

 

そしてスピード、方向、深さが的確な矯正をすることです。

 

③過去のねん挫、手術などによる問題

長年、組織の変形や、外傷をほっておくと、構造的問題を作り出してしまいます。

子宮内膜などの手術の癒着でも、何年か経ってから肩が上がらない、股関節がまがらないという問題が出たりもします。

そのため、結果、外傷、手術が影響して、関節をゆがめたり、膜の癒着を作ってしまいます。

アナトミートレインを見てもわかるように腹膜と足首のつながりもあります。

 

発生学的にも腹膜、仙骨付近から足が出ますからね。

つながりはでてきて、それを放置しておくことで結果的に問題を起こしやすくなります。

 

 

体の中の長い歴史で問題を起こしているので、いくら婦人科疾患があっても、

これらを矯正し調整しなければ、これまた一発芸的にその場は変わっても問題の個所は戻ってしまうでしょう。

 

 

靭帯のトラブルは関節などの変形をも助長するので、靭帯の問題は適切に処置をしないといけません。

靭帯の性質も膜の性質もスタートは似ています。そのため、発生学的な観点からもそれにあった動きで施術が大事です。

 

当院の治療でも、自費であっても、外傷、ケガは来ます。

そのため、保険診療ではないのですが、『結果、早く治るから』と言われて来院されます。

 

これらの外傷の問題も自律神経症状に結果的に関係します。

ですので、患者さんの既往歴は聞いておいた方が良いでしょう。

 

 

こういった、自律神経症状は、必ず構造的問題も同時に解消をしないといけません。

つまり『筋骨格系の施術』が朝飯前くらいにできることも大事になります。

そこから神経系の考察をすると施術は、非常にスムーズになるかなと思います。

 

 

まとめ

婦人科疾患を見るにも、あらゆる視点から見ていくことが改善のカギになります。

 

本日も読んでもらいありがとうございました。

 

 

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