カリキュラム

【第1・2回】 触診について
○何を学ぶか
表皮ー真皮ー皮下組織ー浅層筋肉ー深層筋肉ー骨を20段階で触診する練習
○何のために必要か?
多くの施術者は筋肉以外の浅い層の病変を見逃しがちですが、症状の原因は筋肉より浅い層の可能性があります。また、パワーで相手に触れる事により、筋性防御という防御反応が働き、病変までたどりつけていない可能性や組織の破壊をしてしまっているかもしれません。硬い物に硬い物がぶつかると衝撃が大きくなるように、力ばかり使うと自分自身にもダメージが入ります。
○どのような結果が期待できるか?
優位治療検査という手法を使い、触診と検査と治療を丁寧に行う事により、患者さんの病変がどこにあるのかを見つけ出し、本当に必要な施術箇所に必要な量の刺激で、揉み返しのリスクが無く施術をする事ができます。相関関係・アナトミートレイン・自律神経の走行を応用し、より効率的に病変を探す事ができます。相手も自分も楽に効率よく治療できる、そんな施術方法を学ぶ事ができます。
*肩こりの原因、腰痛の原因、ひざ痛の原因、股関節疾患の原因などを自分で探すための手法と治療方法を学びます。
【第3・4回】 優位治療検査、モーションパルペーション・スタティックパルペーション
○何を学ぶか
座学と実技を通して脊柱と骨盤の関節の歪み方の種類を把握する
○何のために必要か?
関節の歪み方は人によって全く違います。正しく関節の歪みと制限を理解できないまま矯正を行うと、治療のつもりが別の歪みを作るリスクや、捻挫等の怪我に直結します。 全身の関節へのアプローチ・椎間板ヘルニア・椎間関節症・腰痛・肩こりなどへの基本的アプローチ
○どのような結果が期待できるか?
モーションパルペーション(動的な検査)とスタティックパルペーション(静的な検査)を使って、関節の歪みを正確に検査します。優位治療検査を応用し、矯正方向と深さがあっているのか正確に判断する事ができるので、安全に矯正や治療ができるようになります。
【5・6回 プッシュプル伏臥位】
○何を学ぶか
神経、血管、リンパ、筋肉、関節などあらゆる組織への応用が可能なテクニック
○何のために必要か?
過去4回で培った触診・検査・治療を応用し、癒楽心体療法の一連の手技の中で行います。良い刺激もキャパを超えると過剰刺激に転じます。状態が良い部分に刺激を加えると、新たな病変を作ってしまう可能性があります。
ぎっくり腰・五十肩・肩こり・腰痛・膝痛・股関節痛・大腰筋・腹部内臓へのアプローチ
○どのような結果が期待できるか?
治療するべき箇所、しなくても良い箇所の把握をする練習を行うので、無駄な施術を省くことができ、重要な治療箇所へ集中する結果、施術時間短縮に繋がります。また、力ではなく身体全体と体重を上手く使って施術するため疲れにくく、相手も受けやすい心地いい施術を身につける事ができます。
【第7・8回】 プッシュプル仰臥位 + プッシュプル通し
○何を学ぶか
一連の全身治療ができる型を覚えるために数稽古を中心に行います。
○何のために必要か?
触診・検査・治療の精度を高めるために行います。型を覚えることにより、癒楽心体療法で最も重視する「感覚」に集中するために身体に型を叩き込みます。
○どのような結果が期待できるか?
伏臥位、仰臥位全て行う事で一連の流れの全身治療が完成します。筋肉や関節の動きが変わると、神経伝達が活性化される好循環が生まれます。「組織のバリア」を適切に把握し、施術する事で日常生活でも施術効果が持続される、そんなテクニックを学ぶことができます。
腰方形筋、殿筋群、多裂筋、起立筋、肩甲挙筋、肩関節周囲の問題、下肢、上肢の全体の症状に効果を出すテクニックを学びます。この時点で全身施術の基礎を学びます。うつぶせだけでやるテクニックが多い中、患者さんは、うつぶせになれないなどで来られる患者さんもいらっしゃいます。そのため、仰向けだけも腰痛・肩こり・膝痛・股関節疾患を治す手法を学んでいきます。
【第9・10回】 ファンダメンタル内容総復習
○何を学ぶか
1ヶ所のリリースが全身に波及していく感覚を得る。原因を探す優位治療検査、ウォーターブリッジ理論、プッシュプルテクニック(IMT・統合手技テクニック)の連動・合わせ技を学びます。
○何のために必要か?
「治療が終了したかどうか」の感覚をより重点的に落とし込むカリキュラムです。良い刺激もキャパを超えると過剰刺激に転じます。そして刺激の許容量は人によって違いがあります。半年間の総復習も同時に行います。
○どのような結果が期待できるか?
治療が終了したかどうかは全て相手の身体が教えてくれるので「どれぐらいの時間刺激したら良いですか?」「何回やれば良いですか?」の疑問が無くなります。
感覚を体感するには繰り返しの練習が必要になりますが、必ず上達します。
*受講生のレベルに応じて、受講内容を変更をすることがあります。
また、進捗状況によっては、翌月に内容を繰り越すなどもありますのであらかじめご了承ください。