36時間前から起こる膝関節・股関節の痛み?

こんにちは

癒楽心体療法

代表の松本恒平です。

 

コロナの影響で、勉強する時間など増えていますか?

 

本日は、膝、股関節の問題を取り上げてみたいと思います。

 

【膝関節、股関節をどうやって治していますか?】

あなたは、膝関節、股関節の障害を抱えて来られた患者さんをどうやって治しますか?

 

膝関節が曲がらないと言われてきた人でも、

股関節であったり、頭の位置関係で変わってしまいます。

 

膝=膝と捉えているのであればそろそろ止めたほうがいいでしょう。

 

股関節、足首の関係もあります。

(copyright:yurakushintairyouhou)

股関節でさえも大腰筋から繋がるのですから。

股関節=股関節と捉える事は辞めましょう。

(copyright:yurakushintairyouhou)

股関節を120度くらいまでいくのには大腰筋の作用です。

90度までは大腿四頭筋です。

ですから、股関節=股関節と捉える前に、

 

デルマトームで考えても、筋力検査で考えても胸椎12番、腰椎1番からの

つまり、股関節を治すことも大事ですが、胸椎12番あたりの機能障害があれば

アジャストメントしないといけない事もありますし

股関節から大腰筋にかけての筋膜のOWT(オーガン・オーガナイズウェルターテクニック)を

しないと改善しないこともあります。

 

それが分かるようになるためには、触診、検査です。

 

 

【脳から関係してるって知ってましたか?】

また、脳から神経が出ています。

脳自体が神経ですから、それが背骨の中を通って配線の様につながっていきます。

もちろん、腰から膝の神経が出てきますが、つながりは上からです。

信号は脊髄に沿って脳に向かって上っていき、脳幹を通過して、脳の深部にある感覚情報処理の中枢である視床に到達します。視床のシナプスを通過して、大脳の感覚皮質(感覚受容器からの情報を受け取って解釈する領域)につながる神経線維に伝わります。

 

感覚皮質が信号を受け取る。その結果、この人が何らかの動作を起こそうと決めた場合は、運動皮質(随意運動を計画、制御、実行する領域)から新たな信号を伝える神経は脳の底部で体の反対側に移ります。

 

そして信号は脊髄に沿って下行して、脊髄内で、脊髄の神経線維と運動神経との間にあるシナプスを通過します。

脊髄から出た信号は運動神経に沿って進んでいく。

信号は神経筋接合部(神経が筋肉と接続している部分)で運動神経から筋肉の運動終板にある受容器まで進み、そこで筋肉が刺激されることにより、実際に筋肉が収縮します。

 

 

特に後頭骨、延髄、頸椎1・2番のあたりのユガミがあっても膝が動かなくなります。

これは、硬膜のつながりもありますが、頸椎の回旋、側屈、前方、後方のユガミを

見ていく必要があります。

 

もし、膝をケガをしていていても、

ケガをする36時間前などに、衝突、打撲をしていれば

それが引き金になる可能性があります。

 

スポーツでケガをその場ですることもありますが、

バランスの崩し方もその時間と影響をしているかもしれません。

 

治療家が見るとすると、患者さんが急な痛みがおこったりしたら

その36時間前にヒントがあるかもしれません。

 

その時の動作、環境など影響を与えているかもしれません。

 

【ピンポイント治療をしていませんか?】

ピンポイント治療をしている限り終わりません。

何に問題があるかをみないといけないのですからね。

 

さするだけで10秒で!

押しただけで2秒で!

 

もう、いい加減に体を見ましょう。

さすって取れる痛みもあります。それは、一般の方に任せましょう。

それを教えてあげるだけもいいのです。その先のできないところをプロとしてやるべきです。

 

治療家・施術家は「命」を見る事です。

 

関節なら膝関節をやる事もありますが、それでもまずは、全体をみて

優位治療検査をして、優位治療で何を調整したらよいかを見る事です。

 

触診・検査・治療です。

 

 

それから「技」を出さないと。

整体、手技の芸術的な技が出ない事でしょう。

そうすることで、患者さんの感動も変わります。

結果的に信頼の度合いも変わってきます。

 

 

 

 

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