慢性腰痛の治し方①

慢性腰痛の治し方

近年、見かけるのは、筋膜のリリースです。

 

これは、すごく大事なのはわかります。

ただ、筋膜のみをいくら押しても、引っ張っても、ゆらすだけでは改善します。

 

もし、筋膜だけで治ると言われたら気を付けてくださいね。。。

 

液体の駆動力が大事です。

 

 

慢性化すると、関節の固着・靭帯骨化・変形した状態で固着というのが続きます。

これらの関節を正常にせずに筋膜だけ緩めても、バランスが取れなくなってしまいます。

そうすると、立ち上がりが悪くなったり、無駄に筋力を使わないといけない事があります。

 

 

関節を治療をしないと、神経伝達、運動神経伝達の流れが悪くなります。

 

【原因を探るために相関関係をうまく利用する】

日本の手技には、相関関係点というのものがあります。

これは、素晴らしいものです。

 

(copyright@癒楽心体療法)

 

しかし、万能ではありません。

触診を変えていかないと、いわゆる正面上の筋肉には有効ですが、関節の矯正には向いていません。

 

体液のテクニックをうまく使いこなせれば、膜、液体の関連性でつなげながら治療が治療ができます。

また、発生学視点を見ればそれは非常に有意義だなと思います。

 

施術の基本は、動きのないところを施術する。

慢性的な状態は、動きのない所、逆に動きすぎているところ。そこを見極める事です。

 

首の痛みを足首でとるとかもあります

 

 

発生学的な視点だと、お腹や腰と足を結びつけながら治療をしたり、

胸と手を結びつけて施術をしたりできます。

 

実際に、お腹横隔膜あたり、仙骨あたりから脚ができます。

胸から手ができています。

 

こういったルールを使いこなせば、相関関係はさらなる治療の範囲を大きくすることができます。

 

過去の整体の遺残としては、

手をやったら首の痛みが消えるとか。

足をやったから腰の痛みが消える。

 

「消える事もある」です。

「消えない事もあります」

 

ですから、触診、検査、治療の順番でやらないと慢性腰痛は治すことができません。

 

ぜひ、根本原因を見つける一つの指標として使ってください。

そして、慢性腰痛は、必ず改善します。

 

ただ、筋膜、筋肉だけを狙う治療では改善できません。

関節、靭帯、神経、、、

とにかくトータルです。

全体性です。何を施術するかわかって施術をし欲しいです。

 

 

 

原因を見つけて施術をしていきましょう。

 

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