ベーシックコースとは
バイオメカニクス(生体力学)や構造を理解し、解剖学と物理・生理学を活かす
本コースでは、解剖学・生理学・発生学の基礎知識に基づき、エネルギーと「空(くう)」を感じるワークを中心に展開します。こうしたアプローチは、身体の自然治癒力を引き出すことを目的とし、施術者とお客様の間のシンクロニシティを大切にします。体内のエネルギーフローを感じ取りながら、自然な力の流れに委ねることで、施術者と患者は共に治療過程に深く関与していきます。
施術においては、積極的な操作と受動的な追随をバランス良く組み合わせ、体の自然な動きをサポートいたします。この過程で、無理のない施術が身体にどのように深い影響を及ぼすかを体験していただきます。
さらに、「感覚」「知識」「技術」「命への感謝」という、施術家にとって必要な要素を深く探求します。完璧な治癒を目指すのではなく、身体の回復と統合を促し、ヒーリングを芸術的に捉えることを重視します。
目的
本コースでは、生命の本質と身体と自然の繋がりを深く理解し、受精卵との細胞間の電気的相互作用を通じて体の変化を感じ取ります。
この過程で、渦を作る運動が螺旋状に広がり、器官の発生へと導くリズムを学びます。
また、生命の動きを理解し、細胞質と細胞外質の相互作用に着目し、修復と再生のプロセスを深く探ることを目的とします。
施術家が感じることと解剖学的知見が一致する瞬間を体験し、発生学的アプローチを通じて命の本質を理解することで、全身に影響を与える施術を実践します。
「動と静」の概念を探求し、「静の施術」について体感することで、穏やかな海の中にいるような静けさの中で施術を行い、深いリラクゼーションと治療効果を実現します。
本コースの特長
①自然治癒力を引き出す先進的なアプローチ
癒楽心体療法は、自然治癒力を引き出す先進的アプローチを行います。
「ホリスティック・ヒーリング」とも呼ばれ、整体には欠かせない技術となっています。
②感覚と科学の融合による深い施術
整体において、手の感覚は大切です。
そして、科学の考えを取り入れることで深い施術を行っていきます。
③生命のエッセンスと身体の変貌
発生学的視点から紐解く生体リズムと構造的変容を実現させていきます。
カリキュラム
| 1回目 | 整形外科検査法から考える治療の手順とテクニック | 触診の基礎と応用 頸椎のパルペーションOWTの原理原則を深める 水の概念 頸椎のOWTとデルマトーム 頸椎リリース、後頭下筋群(小後頭直筋・大後頭直筋・上頭斜筋)の治療 頸椎のプッシュプル バリアの概念の復習 頸椎治療の禁忌症 |
| 2回目 | 整形外科検査から考える治療の手順とテクニック | プッシュプルと優位治療検査とOWT 肩関節などの側臥位の調整 リコイル・スラストなどの基礎と神経学的検査 頸椎のパルペーションとOWTによる調整 後頭骨のリコイル 全身治療との統合。 症状ではなく、原因を探し、調整する方法を学びます。 |
| 3回目 | 頸椎の触診と胸椎の触診と治療 | 胸椎の自律神経調整 頸椎の側屈・回旋・後方構造的に治療 胸骨・鎖骨・肋骨の矯正法 |
| 4回目 | 肩関節の治療・上肢の治療と頸椎 | 肩関節の側臥位の治療 肩甲骨の解放・菱形筋・前鋸筋・肩甲下筋・棘上筋・三角筋の調整 肩鎖関節・胸鎖関節の矯正 棘上筋・棘下筋のOWT・反射法 上腕三頭筋・上腕二頭筋の五十肩に対するアプローチ 肩関節のIMT・MET |
| 5回目 | 6回目横隔膜頸椎の施術 | 胸郭出口の施術・食道・肝臓間膜の治療 検査法・横隔神経・腹膜の可動性と頸椎と後頭骨 横隔膜の発生学と整体施術 横隔膜の操作については、自律神経の関係、発生学的なアプローチも含め統合的なテクニックと、OWTからできるもの、IMTの組み合わせでできる統合手技をお見せします。これらが、内臓施術の基礎になる為確実にクリアをしてほしい箇所になります。 座位・仰臥位・側臥位での調整法。 横隔膜と脊柱の同時に調整する方法。 |
| 6回目 | 同上 | 同上 |
| 7回目 | 肋骨の施術・胸椎の施術と自律神経疾患へのアプローチ | 肋骨は臓器をいれる器であり、内臓施術においても非常に重要なポイントで内臓施術だけでは改善できない問題を合わせて施術に取り入れていきます。 消化不良、食欲がない、意欲が無い、疲労が取れないなど体の自律神経疾患にアプローチもできる方法を学びます。 また、正確に肋骨の可動性を上げる事で、リンパ系のテクニックも効果的に使えます。 マタニティなどの調整の基礎にもなります。 |
| 8回目 | バイオメカニクス構造的治療の知識・応用と技術 | ベーシック治療の応用(内臓疾患・頭痛・吐き気・めまい・立ち眩みなど) 神経学的統合不全(脳の誤作動を取り除き脳の安定化を図る) 傾聴 支点ポイントとOWTによる構造的な施術 解剖学を中心に学び細胞レベルのイメージ視覚化を行うことで施術の効果をさらに上げていきます。脳脊髄液の還流から脳硬膜、脳頭蓋治療・百会・正営・などの操作頭蓋経絡系の操作により、体の変化がいかに現れるかを実践してもらいます。頭蓋骨の内葉・外葉の操作と督脈の操作。 縫合の開きから角度、神経系、経絡系の治療で体の変化、頭蓋骨、顔のユガミが変化し、頭蓋内の静脈系の変化などもお見せします。また、脊髄の終糸が存在する尾骨へアプローチ。S4に対する硬膜、S2に対する硬膜の解放も学びます。 |
| 9回目 | 頭蓋骨神経反射施術編[1] | クラニオセイクラルリズム、頭蓋のリズムと骨格矯正の統合。 OWTテクニックとスティルネスの統合 傾聴・蝶形骨・後頭骨・側頭骨(頚静脈孔・アステリオン縫合)・横静脈洞・脊椎静脈叢・小脳テントの施術 頭蓋のレートについて 蝶形骨を引きはなし12脳神経系の治療にも役立ち、神経節への治療などもお見せします。 また、側頭骨と頬の関連をつかい耳鳴りの解放。経絡を使い頭蓋骨の調整。耳のレベルから小脳テントの開放。 |
| 10回目 | 前頭骨・顔面神経領域上顎骨・頬骨・下顎骨、顎関節症のバイオメカニカルテクニック | OWTとスティルネスの深さ 頭蓋骨と顔面骨との問題。外傷などによる耳鳴り、めまいのケア。嗅神経への操作法。後頭骨とC1の圧縮の問題の解放と仙骨との関連。顎関節の矯正方向、歯科矯正などの頭蓋なども含めて行います。 |
| 11回目 | 頭蓋骨神経反射施術編 | 顎関節の問題、下顎骨、蝶形骨後頭骨、大孔のリリース 傾聴の深さとリスニング・芸術と科学の触診について 歯と頭蓋の骨の軸に対する施術。頭蓋と歯の関係は深いため硬膜との関連を解剖から紐解いていきます。また、頭蓋治療が精神のリラクセーションにつながり、本質的な静寂をつくりだし、エネルギー体へのコンタクトも行うことで総合的な体の改善を目指します。感情的な問題もとりあげて解放を行います。 |
| 12回目 | 全身治療の概念と復習 | 頭蓋の基礎的なアプローチの復習 呼吸のバランスを作りだし、深い体の組織へとアプローチを可能にしていきます。また、瞑想状態を作り出すことで骨、関節、膜への深い部分へ向かい、硬膜菅などの管に対するアプローチで神経自体の修正をおこないます。 ・適切な手技部位に導くための「聞く」スキル(触診の手順)を練習します。 ・身体のアンバランスや機能不全に関する身体の情報を解釈する方法を説明します。 ・「聞く」ことで、どの身体構造が関与しているかを判断し、治療効果を上げるための最適なアプローチを特定する方法を実演します。 ・手技によるトリートメントに反応する身体システムに「耳を傾ける」練習を行います。 ・身体のさまざまな部位や患者に対して、正しいアプローチや力の入れ具合を説明し、実演します。 ・身体の制限的なパターンを評価する際の特異性を高め、より効果的なトリートメントの適用を可能にします。 ・患者の評価と治療計画に「聞く技術」を取り入れる方法を理解できます。 ・触診の感度を高め、治療の効果と患者の予後を向上させることができます。 |
*受講生のレベルに応じて、受講内容を変更をすることがあります。
また、進捗状況によっては、翌月に内容を繰り越すなどもありますのであらかじめご了承ください。